■冥王星ノ見ツケカタッテ?
冥王星は、本当に小さく、14等星(とうせい)と暗い星です。
かなり性能(せいのう)のいい望遠鏡(ぼうえんきょう)を使っても見つけることは、むずかしいでしょう。
ただ、目に見える太陽のように動かない恒星(こうせい)を、ぜんぶスケッチし、
星図で、だいたいの冥王星の位置(いち)を確認(かくにん)しておけば、
これかなぁ〜?というくらいは判断がつくと思います。ふたご座のなかに見えるとも言われています。
とにかく観測(かんそく)しにくい星なので、季節(きせつ)や時間は、あまり関係(かんけい)ないように思いますよ。
冥王星ニマツワル神話ッテ?
■くらやみの帝王(ていおう)プルート
冥王星のことを、英語(えいご)ではプルートと言います。
かわいい名前ですが、プルートは豊作(作物がいっぱい実ること)の女神(めがみ)
デメテルの娘(むすめ)のペルセポネーを、むりやりさらったコワイ神様(かみさま)なのです。
ゼウスとポセイドンのお兄さんでもあります。その暗いイメージから地下に眠る大金持ちとも呼ばれています。
とてもおそろしい性格の持ち主ですが、正義(せいぎ)のみかたのような、ヒーローっぽいところもあるんですよ。
■ナゼ冥王星ハ惑星ジャナインダ?
海王星の周辺(しゅうへん)から冥王星の外側(そとがわ)まで、
エッジワース・カイパーベルト天体という小さな天体がうかんでいます。
その数は今、800コくらいあると言われています。
冥王星のとくちょうのところでも書いたように、冥王星は私たちの目には見えないほどの星で、
ほかの惑星とは大きくことなったとくちょうを持っています。
そのことからも、じつは冥王星も、その小天体の一つではないかと考えられているんです。
冥王星が消えてなくなると思っている人もいるようですが、決してなくなってしまうわけではありません。
■ケレス
ケレスは小惑星の中でも大きいものの一つです。
小惑星としては、1801年にイタリアの天文学者ジュゼッペ・ピアッツィによって、はじめて発見されました。
公転周期(こうてんしゅうき)は4.60年、自転周期(じてんしゅうき)は9時間40分とされています。
■エリス
エリスは冥王星よりも大きな天体と考えられています。2
003年にアメリカの天文学者マイケル・ブラウンらによって発見されました。
公転周期(こうてんしゅうき)は557年、自転周期(じてんしゅうき)は8時間以上とされていますが、
はっきりしたことは、わかっていません。
■冥王星ハ準惑星ニ決マリ!
2006年8月24日国際天文学連合により、冥王星はDwarf・Planet(ドワーフプラネット)と再分類し直され、
日本ではそれを直訳通りに矮惑星と呼んでいました。
但しこの名前は暫定的なもので、2007年3月21日日本学術会議によって「矮惑星」ではなく
「準惑星」と表記することを推奨すると決まりました。
まだ正式決定ではありませんが、もともと矮惑星という表記は「わかりにくい」「ネガティブなイメージ」
などの声もあり、今回の「準惑星」という決定はおそらくそのまま浸透することでしょう。
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